Java Development Kit (JDK) 1.1以上またはJava Runtime Environment (JRE) 1.1以上をインストールします。JDKおよびJREは、Blackdown.orgおよびjava.sun.comから無償でダウンロードすることができます。
インストールするLinuxに合わせたJDKまたはJREをダウンロードしてください。多くの場合,I386 CPUでglibc2.0用になるでしょう。README.linuxファイルの指示にしたがってインストールを行ってください。
Linuxのデストリビューションによっては,JDKが初めからインストールされている場合もあります。その場合はインストールは不要です。
「イメージサーチャ for Java」の最新版は、SRAのFTPサーバからダウンロードすることができます。
ダウンロードしたファイルはZIP形式のファイルになっており、展開すると下記のファイルおよびディレクトリが作成されます。適当なディレクトリ(例えば~/Isr4Java)を作成し、そこに展開してください。unzipの'-a'オプションを使ってください。
README ... READMEファイル changes ... 更新履歴ファイル Manuals/ ... インストール方法の解説マニュアル src/ ... ソースディレクトリ jsrc/ ... Swingに関連するクラス群のソースディレクトリ lib/isr???.jar ... JAR形式のクラスライブラリ。???の部分はバージョン番号
また、ダウンロードしたファイルにはStPLが同梱されています。
README-StPL ... StPLのREADMEファイル src/sra/smalltalk ... StPLのソースディレクトリ jsrc/sra/smalltalk ... Swingに関連するStPLのソースディレクトリ lib/StPL??.jar ... JAR形式のStPL。??の部分はバージョン番号
StPLは、Smalltalkで作られた「じゅん for Smalltalk」「イメージサーチャ for Smalltalk」をJavaに移植するために利用したSRA社製の「Smalltalk風プログラミングライブラリ(Smalltalk-style Programming Library)」です。概要はディレクトリStPLにあるREADMEファイルを参照してください。。
インストールした2つのJARファイル(isr???.jarとStPL??.jar)をJavaのクラスパスに加え、mainメソッドを持つクラスを指定して、Java仮想マシンを実行します。
例えばJDK1.1の場合であれば、以下のようなシェルスクリプトで実行が可能です。setenv CLASSPATH ~/Isr4Java/lib/isr019.jar:~/Isr4Java/lib/StPL31.jar java -ms10m -mx100m sra.isr.system.support.IsrLauncherここでは、「イメージサーチャ for Java」が~/Isr4Java/にインストールされているものとしています。別の場所にインストールした場合には、CLASSPATHの指定を適宜変更して下さい。
また、JREの場合であれば、以下のようなコマンドで実行が可能です。jre -cp ~/Isr4Java/lib/isr019.jar:~/Isr4Java/lib/StPL31.jar sra.isr.system.support.IsrLauncherそして、JDK1.2の場合であれば、以下のようなコマンドで実行が可能です。java -ms10m -mx100m -cp ~/Isr4Java/lib/isr019.jar:~/Isr4Java/lib/StPL31.jar sra.isr.system.support.IsrLauncher