Japanese | English
[イメージサーチャ for Java] [マニュアル] [インストール]

「イメージサーチャ for Java」のLinuxへのインストールについて

  1. 動作環境

  2. J2SDK/JREのインストール

    Java2 Software Development Kit (J2SDK) またはJava2 Runtime Environment (JRE)をインストールします。J2SDKおよびJREは、Blackdown.orgおよびjava.sun.comから無償でダウンロードすることができます。

    インストールするLinuxに合わせたJ2SDKまたはJREをダウンロードしてください。

    Linuxのデストリビューションによっては,J2SDKが初めからインストールされている場合もあります。その場合はインストールは不要です。

  3. JIMI Software Development Kit/Java Advanced Imaging APIのインストール

    JIMI Software Development KitまたはJava Advanced Imaging APIをインストールします。JIMI Software Development KitとJava Advanced Imaging APIは、Sun Microsystems社にあるJava Technologyのホームページから無償でダウンロードすることができます。

    ダウンロードしたファイルは適当なディレクトリ(例えば~/lib)に展開して下さい。

  4. 「イメージサーチャ for Java」のインストール

    「イメージサーチャ for Java」の最新版は、SRAのFTPサーバからダウンロードすることができます。

    ダウンロードしたファイルはZIP形式のファイルになっており、展開すると下記のファイルおよびディレクトリが作成されます。適当なディレクトリ(例えば~/Isr4Java)を作成し、そこに展開してください。unzipの'-a'オプションを使ってください。

    README...READMEファイル
    changes...更新履歴ファイル
    Manuals/...インストール方法の解説マニュアル
    src/...ソースディレクトリ
    lib/isr???.jar...JAR形式のクラスライブラリ。???の部分はバージョン番号
    sql/...「イメージサーチャ for Web」のSQLファイル
    webapps/...「イメージサーチャ for Web」のHTML/JSPファイル

    また、ダウンロードしたファイルにはStPLが同梱されています。

    README-StPL...StPLのREADMEファイル
    src/sra/smalltalk...StPLのソースディレクトリ
    src-jni/ST...StPLのためのJNI準拠soファイルのソースディレクトリ
    lib/StPL??.jar ... JAR形式のStPL。??の部分はバージョン番号
    lib/linux/libStPL.so ... StPLのためのJNI準拠soファイル

    StPLは、Smalltalkで作られた「じゅん for Smalltalk」「イメージサーチャ for Smalltalk」をJavaに移植するために利用したSRA社製の「Smalltalk風プログラミングライブラリ(Smalltalk-style Programming Library)」です。概要はディレクトリStPLにあるREADMEファイルを参照してください。

    このうち、libStPL.soは,環境変数LD_LIBRARY_PATHで検索できるディレクトリ(例えば/usr/lib)にインストールしてください。libStPL.soの古いバージョンがインストールされている場合は,古いバージョンを参照しないように上書きしてください。

    libStPL.soをコンパイルして作りなおす場合は,~/Isr4Java/src-jni/ST/でmakeを実行してください(Makefile中の変数JDK_HOMEを、ご自分の環境に合わせて適宜変更する必要があります)。

  5. ラウンチャの起動

    インストールした2つのJARファイル(isr???.jarとStPL??.jar)をJavaのクラスパスに加え、mainメソッドを持つクラスを指定して、Java仮想マシンを実行します。

    例えばJIMI Software Development Kitの場合であれば、以下のようなシェルスクリプトで実行が可能です。

        setenv CLASSPATH ~/Isr4Java/lib/isr023b.jar:~/Isr4Java/lib/StPL41.jar:~/lib/Jimi/JimiProClasses.zip
        java -Xms10m -Xmx100m sra.isr.system.support.IsrLauncher

    ここでは、「イメージサーチャ for Java」が~/Isr4Java/に、JIMI Software Development Kit/Java Advanced Imaging APIが~/lib/Jimiにインストールされているものとしています。別の場所にインストールした場合には、CLASSPATHの指定を適宜変更して下さい。

    そして、Java Advanced Imaging APIの場合であれば、以下のようなシェルスクリプトで実行が可能です。

        setenv CLASSPATH ~/Isr4Java/lib/isr023b.jar:~/Isr4Java/lib/StPL41.jar:~/lib/Jai/jai_core.jar:~/lib/Jai/jai_codec.jar:~/lib/Jai/mlibwrapper_jai.jar
        java -Xms10m -Xmx100m sra.isr.system.support.IsrLauncher

Mitsuhiro Asada <m-asada@sra.co.jp>