last update: $Date: 2003/10/28 12:15:41 $

ドキュメント

インストールマニュアル

Linuxへのインストール

  1. 動作環境

  2. SDK/JREのインストール

    Java2 Software Development Kit (SDK)またはJava2 Runtime Environment (JRE)をインストールします。 SDKおよびJREは、Blackdown.orgおよびjava.sun.comから無償でダウンロードすることができます。

    インストールするLinuxに合わせたSDKまたはJREをダウンロードしてください。

    Linuxのデストリビューションによっては,SDKが初めからインストールされている場合もあります。 その場合はインストールは不要です。

  3. Mesaのインストール

    Mesa3.1以降をダウンロードします。

    ソースファイルからコンパイルする場合は、ソースファイルをダウンロードし、適当な場所(ここでは仮に~/mesa/とします)に展開します。 ライブラリを構築するためにmake linux-elfを実行してください。

    次に、構築されたライブラリをインストールします。 ~/mesa/lib/にできたライブラリを,環境変数LD_LIBRARY_PATHで検索できるディレクトリ(例えば/usr/lib)にインストールしてください。

    Linuxのデストリビューションによっては,Mesaが初めからインストールされている場合もあります。その場合はインストールは不要です。 しかし,Mesa3.1未満がインストールされている場合は,Mesa3.1以降をインストールしてください。

  4. 「じゅん for Java」のインストール

    「じゅん for Java」の最新版は、SRAのFTPサーバからダウンロードすることができます。 RPMも用意してありますので、そちらを使ってインストールすることも可能です。

    ダウンロードしたファイルはZIP形式のファイルになっており、展開すると下記のファイルおよびディレクトリが作成されます。 適当なディレクトリ(例えば~/Jun4Java)を作成し、そこに展開してください。 unzipには'-a'オプションを使ってください。

    README ... READMEファイル
    changes ... 更新履歴ファイル
    doc/Installation/ ... インストール方法の解説マニュアル
    src/ ... ソースディレクトリ
    src-jni/GL/ ... OpenGLのためのJNI用共有ライブラリのソースディレクトリ
    lib/jun???.jar ... JAR形式のクラスライブラリ。???の部分はバージョン番号
    lib/linux-mesa31/libjun4java.so ... じゅん for Java」からMesa3.1を利用するために必要なJNI準拠のsoファイル

    このうち、libjun4java.soは,環境変数LD_LIBRARY_PATHで検索できるディレクトリ(例えば/usr/lib)にインストールしてください。 libjun4java.soの古いバージョンがインストールされている場合は,古いバージョンを参照しないように上書きしてください。

    libjun4java.soをコンパイルして作りなおす場合は,~/Jun4Java/src-jnimakeを実行してください。 (Makefile中の変数JDK_HOMEおよびMESA_HOMEを、ご自分の環境に合わせて適宜変更する必要があります)

    また、ダウンロードしたファイルにはStPLが同梱されています。

    README-StPL ... StPLのREADMEファイル
    src/sra/smalltalk ... StPLのソースディレクトリ
    src-jni/ST/ ... StPLのためのJNI用共有ライブラリのソースディレクトリ
    lib/StPL??.jar ... JAR形式のStPL。??の部分はバージョン番号
    lib/linux-mesa31/libStPL.so ... StPLのためのJNI準拠soファイル

    StPLは、Smalltalkで作られた「じゅん for Smalltalk」をJavaに移植するために利用したSRA社製の「Smalltalk風プログラミングライブラリ(Smalltalk-style Programming Library)」です。 概要はREADME-StPLファイルを参照してください。

  5. ラウンチャの起動

    インストールした2つのJARファイル(jun???.jarStPL??.jar)をJavaのクラスパスに加え、mainメソッドを持つクラスを指定して、Java仮想マシンを実行します。

    例えば、以下のようなコマンドで実行が可能です。

        java -cp ~/Jun4Java/lib/jun406b.jar:~/Jun4Java/lib/StPL60.jar sra.jun.system.support.JunLauncher
    
    ここでは、「じゅん for Java」が~/Jun4Java/にインストールされているものとしています。 別の場所にインストールした場合には、CLASSPATHの指定を適宜変更して下さい。

  6. うまく動かないとき


http://www.sra.co.jp/people/r-matuda/
mailto:r-matuda@sra.co.jp