last update: $Date: 2003/10/28 12:15:41 $

ドキュメント

インストールマニュアル

Windowsへのインストール

  1. 動作環境

  2. SDK/JREのインストール

    Sun Microsystems社のJava2 Software Development Kit (SDK) またはJava2 Runtime Environment (JRE)をインストールします。 SDKおよびJREは、Sun Microsystems社にあるJava Technologyのホームページから無償でダウンロードすることができます。

    JDKおよびJREはインストーラ付きの実行形式のファイルとして提供されているので、入手したファイルを実行し、指示にしたがってインストールを行って下さい。

  3. OpenGLのインストール

    オペレーティングシステムがWindows 95以外の場合には、すでにシステムにOpenGLが含まれているので、あらためてインストールする必要はありません。

    Windows 95の場合には、Microsoft社の提供するOpenGL95を別途インストールする必要があります。 OpenGL95はMicrosoft社のFTPサーバから無償でダウンロード可能です。

    ダウンロードしたOpenGL95.exeは自己解凍形式の実行ファイルになっているので、一時的な作業用のフォルダを作成し、そこにOpenGL95.exeをコピーして、実行してください。 実行すると、そのディレクトリに複数のファイルが作成されます。 このうち、下記の5つのファイルをシステムディレクトリ(C:\windows\system\)などのパスが設定されたディレクトリにコピーまたは移動します。

    作業用のフォルダは以降の作業には不要なので、適宜削除してください。

  4. Apple QuickTimeのインストール

    Apple QuickTime 4.1 以上をダウンロードし、指示にしたがってインストールしてください。 Apple QuickTime は、http://www.apple.com/quicktime/ から無償でダウンロード可能です。

    なお、QuickTime for Java は使用しないのでインストールする必要はありません。

  5. 「じゅん for Java」のインストール

    じゅん for Java」の最新版は、SRAのFTPサーバからダウンロードすることができます。

    ダウンロードしたファイルはZIP形式のファイルになっており、展開すると下記のファイルおよびディレクトリが作成されます。 適当なディレクトリ(例えばC:\Jun4Java\)を作成し、そこに展開してください。

    README ... READMEファイル
    changes ... 更新履歴ファイル
    doc/Installation/ ... インストール方法の解説マニュアル
    src/ ... ソースディレクトリ
    src-jni/GL/ ... OpenGLのためのJNI準拠DLLのソースディレクトリ
    src-jni/QT/ ... Apple QuickTime のためのJNI準拠DLLのソースディレクトリ
    lib/jun???.jar ... JAR形式のクラスライブラリ。???の部分はバージョン番号
    lib/windows/jun4java.dll ... JavaからOpenGLを利用するために必要なJNI準拠のDLLファイル
    lib/windows/JunQT4Java.dll ... JavaからApple QuickTimeを利用するために必要なJNI準拠のDLLファイル

    このうち、jun4java.dll および JunQT4Java.dll はシステムディレクトリなどのパスが設定されたディレクトリにコピーまたは移動してください。

    また、ダウンロードしたファイルには StPL (Smalltalk-Style Programming Library) が同梱されています。

    README-StPL ... StPLのREADMEファイル
    src/sra/smalltalk ... StPLのソースディレクトリ
    src-jni/ST/ ... StPLのためのJNI用共有ライブラリのソースディレクトリ
    lib/StPL??.jar ... JAR形式のStPL。??の部分はバージョン番号
    lib/windows/StPL.dll ... StPLのためのJNI準拠soファイル

    StPLは、Smalltalkで作られた「じゅん for Smalltalk」をJavaに移植するために利用したSRA社製の「Smalltalk風プログラミングライブラリ(Smalltalk-style Programming Library)」です。 StPL.dllはシステムディレクトリなどのパスが設定されたディレクトリにコピーまたは移動してください。

  6. ラウンチャの起動

    インストールした2つのJARファイル(jun???.jarStPL??.jar)をJavaのクラスパスに加え、mainメソッドを持つクラスを指定して、Java仮想マシンを実行します。

    例えば以下のようなコマンドで実行が可能です。

        java -cp C:\Jun4Java\lib\jun406b.jar;C:\Jun4Java\lib\StPL60.jar sra.jun.system.support.JunLauncher
    
    ここでは、「じゅん for Java」が C:\Jun4Java\にインストールされているものとしています。 別の場所にインストールした場合には、CLASSPATHの指定を適宜変更して下さい。

  7. うまく動かないとき


http://www.sra.co.jp/people/nisinaka/
mailto:nisinaka@sra.co.jp