last update: $Date: 2003/10/28 12:15:41 $

ドキュメント

インストールマニュアル

Macintoshへのインストール

  1. 動作環境

    じゅん for Java」バージョン 340 以降では Java 2 が必須になってしまったので、Mac OS X でないと動きません。

  2. Java 2 Standard Edition 1.3 のインストール

    Mac OS X には Java 2 Standard Edition 1.3 が含まれているので、インストールは不要です。

    じゅん for Java」を使って開発を行なう場合には、別途 Java コンパイラが必要となりますので、Mac OS X に附属する Developer Tools をインストールしてください。

    なお、Developer Tools の最新版は、Apple Developer Connection に登録すればダウンロードが可能です。 Online Member は無料です。

  3. Apple OpenGL のインストール

    Mac OS X には OpenGL が含まれているので、インストールは不要です。

  4. Apple QuickTime のインストール

    Mac OS X には QuickTime が含まれているので、インストールは不要です。

  5. 「じゅん for Java」のインストール

    じゅん for Java」の最新版は、SRAのFTPサーバからダウンロードすることができます。 コンパイル作業の必要がないランタイム版もダウンロードすることができます。 ただしランタイム版にはソース・ファイルが付属していません。

    ダウンロードしたファイルはZIP形式のファイルになっており、展開すると下記のファイルおよびフォルダが作成されます。 適当なフォルダを作成し、そこに展開してください。

    ※ なお、ZIP ファイルの展開には StuffIt Expander または ZipIt をお使いください。

    README ... READMEファイル
    changes ... 更新履歴ファイル
    doc/Installation/ ... インストール方法の解説マニュアル
    src/ ... ソースディレクトリ
    src-jni/GL/ ... OpenGLのためのJNI用共有ライブラリのソースディレクトリ
    src-jni/QT/ ... Apple QuickTimeのためのJNI準拠共有ライブラリのソースディレクトリ
    lib/jun???.jar ... JAR形式のクラスライブラリ。???の部分はバージョン番号
    lib/macintosh-osx/libjun4java.jnilib ... Javaから OpenGL を利用するために必要なJNI準拠共有ライブラリ
    lib/macintosh-osx/libJunQT4Java.jnilib ... Javaから Apple QuickTime を利用するために必要なJNI準拠共有ライブラリ

    また、ダウンロードしたファイルにはStPLが同梱されています。

    README-StPL ... StPLのREADMEファイル
    src/sra/smalltalk/ ... StPLのソースディレクトリ
    src-jni/ST/ ... StPLに必要なJNI準拠共有ライブラリのソースディレクトリ
    lib/StPL??.jar ... StPLに必要なJNI準拠共有ライブラリのソースディレクトリ
    lib/macintosh-osx/libStPL.jnilib ... StPLに必要なJNI準拠共有ライブラリ

    StPLは、Smalltalkで作られた「じゅん for Smalltalk」をJavaに移植するために利用したSRA社製の「Smalltalk風プログラミングライブラリ(Smalltalk-style Programming Library)」です。 概要はディレクトリStPLにあるREADMEファイルを参照してください。

    libjun4java.jnilib などをコンパイルして作りなおす場合は、Developer Tools をインストールして、~/Jun4Java/src-jnimake -f Makefile-macosx を実行してください。

  6. ラウンチャの起動

    2つのJARファイル (jun???.jarStPL??.jar) と JNIライブラリファイル (jun4java.shlib)、QuickTime用のJNIライブラリファイル (JunQT4Java.shlib) を jun4java.app と同じフォルダに置き、jun4java.app を起動してください。

    あるいはTerminal から起動する場合、まず環境変数 DYLD_LIBRARY_PATH を JNI ライブラリのある場所に設定します。 次に、インストールした 2 つの JAR ファイル (jun???.jarStPL??.jar) を Java のクラスパスに加え、main メソッドを持つクラスを指定して、Java 仮想マシンを実行します。

    例えば、以下のようなコマンドで実行が可能です。

        setenv DYLD_LIBRARY_PATH $HOME/Jun4Java/lib/macintosh-osx
        java -cp $HOME/Jun4Java/lib/jun406b.jar:$HOME/Jun4Java/lib/StPL60.jar sra.jun.system.support.JunLauncher
    
    ここでは、「じゅん for Java」が $HOME/Jun4Java/ にインストールされているものとしています。別の場所にインストールした場合には、クラスパスの指定を適宜変更して下さい。

  7. うまく動かないとき


http://www.sra.co.jp/people/hoshi/
mailto:hoshi@sra.co.jp