この文書は、moodssアプリケーションを利用する方の理解およびこのモジュールを書くプログラマの方々への助けとなる一般的情報、参照情報および事例となることを意図しています。
きわめて頻繁に、UNIXサーバ上で動作する各プロセスのようなシステム由来のもの、それにより走るトラフィック量およびディストリビューションのようなネットワーク由来のものなど、変化するデータをモニタする必要があります。
このようなデータは、しばしば異なる種類のデータを表わす各カラムの情報の列をもつテーブルとして構成することができます。例えば、システム上で走るプロセスの場合には、列をユニークなプロセス識別子とし、CPU使用率、メモリ使用率、所有者名、生成時刻のような値を持ったカラムとしてソートされるでしょう。
このタイプの情報を見るのに使用されるソフトウェアは、異なったフォーマットやイメージで出来ています。 UNIXユーザは、プロセスデータの列をテキスト行で表示するtopアプリケーションに慣れていますが、RMON(Remote MONitoring)SNMPソフトウェアはグラフィカルな表示、折れ線、パイチャート、複数のダイアログボックス、ときには3D化したネットワークトラフィックや接続マトリックスなどがよく使用されます。
ほとんどの場合、データは1つ以上のテーブルから出来ています。メニュー、ドラッグ&ドロップ機能、テーブルウィジット、複数の折れ線グラフのような文字とグラフ型のデータビューワ、バーおよび円グラフでグラフ型の共通インターフェースを使用することができるかもしれません。 ユーザはテーブル行をソートするとき、1個以上のセル、列、カラム、他のテーブル、チャートなど、データを表現するのにもっとも適した方法を選択することができます。一度最適化すると、データビューワと表示形式は後で再利用するためにダッシュボードとして保存できます。実際のところ、必要なのはダイナミックなデータを処理するのに適したスプレッドシートです。
Moodss(Modular Object Oriented Dynamic SpreadSheet)は、これらのニーズを満足させる一つの試みです。これは開始時または動作中にロードされ、指定のタイプのデータへ接続する各モジュールとして、アプリケーションの主要部(コア)と数多くのモジュールにて構成されます。コア部分はTcl(http://www.tcl.tk/)で書かれ、stooopパッケージ(http://jfontain.free.fr/)によるオブジェクト指向の技術を利用しています。モジュール機能は検索とフォーマットを担当するデータについて記述されます。モジュールは、スクリプト言語(Tcl、PerlあるいはPython)で書くか、C言語で書かれたダイナミックリンク・ライブラリを使用することができます。(モジュールはTclが解釈可能なパッケージであり、Tclと接続できるあらゆる言語をサポートします。)
主要機能:
モジュールは、moodssが起動時または後で動的にロードされます。いくつかのモジュールは同時に取り扱うことができます。このように、異種混合のソースの相当数からなるデータをモニタしてもかまいません。コマンドライン中、あるいはダイナミックに指定してモジュールはロードされ、いつでもアンロードできます。
モジュールのデータアクセスは(C、Perl、Python、Tcl、HTTPなどにより)完全にカスタマイズ可能で、いくつかのモジュールは直ちにロードできますので、moodss用アプリケーションは無制限となります。例えば、リモートデータベース・サーバのCPU稼働状態、および同じグラフ上でのネットワーク調査からトラフィック負荷の比較が可能になります。
機能がmoodssに加えられることで、同じモジュール構造にととめながらデータの違った見方が利用可能になるでしょう。moodssのゴールはよい機能になることであり、どんなデバイスもモニタする総括的な方法をパックしました。Moodssは、いくつか多数のテーブル・モジュールをロードするよう要求することで、もっとも複雑なものをシンプルな列を持つ1つのテーブルに入ることができ、任意のタイプのデータに使用できます。
moodssはTclで書かれており、うまくサポートされた拡張機能(Tktable、またBLT)を使用することで、UNIX各種およびWindows(moompsデーモンのような機能縮小版)のようにTcl/Tkをサポートしたプラットフォーム上で動きます。いくつかのモジュールは明らかにプラットフォーム固有かもしれませんが、コアはそれらのすべてで動くことが保証されます。
このドキュメントを読み理解したのちは、興味あるデータのモニタ用に自分のモジュールを書くことができるでしょう。
Moodssはフリーソフトウェアです。これを再分配し、かつ、またはCOPYRIGHTファイルに記述された条件のもとでそれを修正することができます。
迅速かつ苦労なくトライするには、Linuxシステムを使用している場合はスタンドアロン用のバイナリをダウンロードしてインストールしてください。それはサブディレクトリへインストールされ、すべての必須ソフトウェアを完備しています。
$ tar -xjf moodss-17.17.i386.tar.bz2 # unpack it $ moodss-17.17/moodss.sh cpustats memstats # now use it $ rm -rf moodss-17.17/ # remove it
固定インストールのためには、Red HatLinuxかFedoraシステム(7.0以上)を使っているならmoodss rpmファイル(http://jfontain.free.fr/にあります)を使用してインストールします。同じ場所にあるtcl、tk、bltおよびtktableのrpmも必要となります(より詳細に関してはINSTALL(UNIX)およびinstall.txt(Windows)ファイルを参照)。 このとき、Linux組み込みモジュールか、自分の開発モジュールを使用するかを全てセットします。
現行版(17.17)については、インストールしようとしているmoodssの前に、次のパッケージがインストールされている必要があります(INSTALLファイルをチェックして最新情報を確認してください)。
データ・ベースヒストリのブラウジング機能オプションを使用するなら、次のパッケージのいくつかを使用することができます。
XML、DOM、BWidget、パイウィジット、stooopおよびscwoopライブラリは、moodssアプリケーション自体に含まれています。したがって、もしmoodssソースコードを自体を処理したくなければ、tclXML、tclDOM、BWidget、stooop、scwoopおよびtkpiechartパッケージのインストールは必要とされませんが、最新のバージョンを探すことで、それらの拡張機能に関するより多くの情報を得ることができるでしょう。
最後に、PerlまたはPythonなどTcl以外の言語で自家用モジュールを開発したければ、次のものが必要となります。
moodssアプリケーションは、コアソフトウェアおよび1つ以上のモジュールから構成されます。モジュールはTclパッケージとして実装されており、Tcl、Perl、PythonのソースファイルおよびTclパッケージとして要求されるpkgIndex.tclファイルを通常含んでいます。
コアは1つ以上のモジュール(名前はコマンドライン・パラメータとして渡されるか、保存ファイルから得るか、ダイナミックにロードされます)をロードし、1つ以上のテーブル中のモジュール・データを表示を開始します。 その後テーブルは、ユーザが変更可能なポーリング時間、あるいはモジュール用に適切に定義された周期で更新されます。例えば任意のモジュールをmoodssをUNIXマシン上でタイプして起動します。
$ moodss random |
全てのモジュールのコードおよびデータは個別のnamespaceの中で維持されます。モジュール・データはモジュールがコアによってロードされるときに使用されるいくつかの設定データを含む単一の配列、および種々のデータを単一の配列に格納されます(アプリケーションテーブルと多分グラフィカルなビューワに表示されます)。 モジュールの同期の場合、コアによって要求された時データを更新を開始するでしょう。 モジュールが非同期である場合、そのデータは随時に更新されるかもしれません。 同期、非同期の性質はモジュール用の設定データの中で指定されます。
初期のデータテーブルは任意の数の選択されたセルからなる第一のデータビューとして表されます。 データビューは、グラフ、バーチャート、パイチャート、量および値テーブル、フリーテキストまたはしきい値サイトをドラッグ&ドロップにより生成されます。 順番に、これらのビューワはより多くのテーブルセルを表示することができます。 ビューワにドロップされると、グラフライン、チャートバー、パイスライス、テーブル行もしくはテキストセルに対応するデータとして応答します。 セルまたは列は単にそれらを選択して消去アイコン(鉛筆消しの形)にドロップすることで、既存のビューワから取り除くことができます。
どのビューワも、ビューワアイコンからドラッグしてそれへドロップすることで変化させることができます(これはタイプの変更です)。例えば、いくつかのセルからスタックにあるデータのバービューワを作成し、次にそれに3Dパイアイコンをドラッグしてください。どのビューワも、消しゴムアイコンをドロップして一瞬のもとに破棄できます。
どのドラッグ可能なデータも、任意の有効なドロップサイトにいつでもドロップすることができます。したがって、異なるモジュールから来たとしても、他のしきい値インターフェース、消しゴムにあるテーブルあるいはビューワから複数のデータセルをドラッグできます。
すべてのデータビューワは、シンプルな内部ウィンドマネージャの助けにより、移動やサイズの変更を行えます。
カレントの設定(ページ、ロードモジュール、テーブルとビューワ用コード、サイズ、ポーリング時間、メインウィンドサイズ等々が存在)はいつでもファイルに保存できますので、同じダッシュボードから再開できます。
全ての設定およびプリファレンスデータが標準に準拠したXML 1.0フォーマットでディスクに書かれていることに注目して下さい。これにより、プレーンテキストまたは専用エディタ等で編集することが可能です。
起動直後に、モジュールに、メッセージ・エリアの表示と対応するメッセージが、以下のようにロードおよび初期化されます。
その直後、表データは1つ以上のテーブルが表示され、メニューバーを挟んで、ツールバー、ドロップサイトがあります。これには、グラフィカルビューワ、量と値のテーブル、フリーテキスト、しきい値と消しゴムアイコン、ページタブとメッセージエリアなど、次のような感じになります。
数ページ(ビュー)がある場合、ノートタブはキャンバスエリアの下部に現われます(上記参照)。
ユーザがテーブルのカラムヘッダのようなセンシティブなエリア付近へマウスポインタを移動させると、メッセージエリアはデータがいつ更新されているか等のステータス情報およびサポート情報を表示するのに使用されます。
全てのメニューアイテム上の状況感知型ヘルプは、さらに全般的に有効化されており、マウスやキーボードを使用に連動して、メッセージエリアに簡単な説明文として返されます。
ヘルプ機能はウィジットチップ(バルーンとして知られています)として、適切なとき(例えば、データテーブルのカラムヘッダにある場合など)、また当然ヘルプメニューが選択されたときに提供されます。
メッセージエリアのヘッダラベルは、さらにアプリケーションで活性化されたすべてのしきい値のためのしきい値指標として役立ちます。ラベルは、最も重要に活動するしきい値(その重要レベルによる)の色となります。
同じいくつかの活動するしきい値がある場合、最も重要なレベルでしかも違った色で、1秒毎に色は順に示されます。
ウィジットチップはさらに最も重要なしきい値のサマリーを示します(ページタブおよびメッセージを参照)。
ウィンドウ・タイトルは、データベース・モードでなければ、ポーリング時間と共にロードしたモジュールの名称を表示します。
様々なしきい値もしきい値の章に書いてあるように、任意のデータセル上へセットすることができます。
テーブルウィジットはタイトルおよび自動スクロール・バーとしてモジュール識別子の機能です。
同じタイプのいくつかのモジュールがロードされるとき(例えば1グループのサーバのCPU統計)、初期のデータテーブルはインスタンス番号をくっつけたモジュール名(module<N>)、あるいはモジュール・コードから生成されたモジュール識別子(例えばcpustats(host.domain.org))を名称とします。単独のモジュールはテーブルのタイトルとして未変更の名称にとどめます。
テーブルに表示されるどのデータも、カラムタイトルをクリックすることで、(もし連携のモジュールがそれを許可していれば)いつでもソートすることができます。
同じカラム・タイトルを再クリックすると逆順にデータをソートし、それにより増方向や減方向の順に切り替わります。
ソート時、選択されたカラムを参照に使用することで、選択カラムの値の増順または減順によりすべての行が再整理されることを意味します。
小さな三角形のインジケータが参照カラムのタイトルラベルの右に置かれて、上向きまたは下向きがソートの増順または減順を示します。
モジュールがそれ(ほとんどのモジュールは自動的なカラムサイジングを使用します)を許している場合、テーブルのカラムは、カラム境界上で第1マウスボタンを押すことで対話式にサイズの変更を行えます。マウスカーソルはこの可能な状態を示すために、カラム境界上では2倍の水平矢印に変化します。
リアルタイムあるいは据え置き時間でタイムテーブルのセルをモニタするために、メインテーブルに加えて、データベース・モードである場合、グラフィカルおよびテキスト式のビューワを作成できます。 ビューワは削除や、データ要素(パイスライス、曲線など)を追加したり取り除いたりできます。これたの機能は、ドラッグ&ドロップを使用してすべて実装することができます。
すべてのビューワ用に、モジュール識別子文字列が必要とされる場合(モジュールにより提供される同じモジュールのいくつかのインスタンスなど)、文字列はラベルの最初に置かれます。例えば、オリジナルのデータセルのrandomモジュールの3番目のインスタンスにつけられるラベルは、 "random<3>: data cell label"です。
グラフィカルなビューワ(グラフ、バーおよびパイ)用として、データセルラベル上でマウスの3ボタンをクリックすることで、グラフィカル要素(カーブ、バーまたはスライス)を変化させることができます。ポップアップメニューを表示させて、対応するカレントのビューワの色設定の色選択を持っています。
色を取り出して、瞬時に表示されている要素の色を変更します。このユーザ定義の色は設定ファイルへ適切に保存され、事前にリストアされます。
グラフビューワはある期間中の1つ以上のデータセルのヒストリを表示します(設定でセットされた、ポーリング時間とサンプル数に依存)。 シンプルなグラフビューワの中では、セルデータは異なった色の曲線で表示され、グラフがスタックされている場合は、各々のデータセルの値はカーブの下の領域を対応する色で満たされて重ねて表示されます(下記のイメージを参照)。
データベースのヒストリデータを表示する場合、グラフビューワは選択された時間範囲用のデータサンプルをすべて表示します(データベース章を参照)。
グラフビューワは、自動的なクロスヘアカーソルの機能でポインティングエリアの内部のマウスポインタの動作を追いかけます。対応する座標はメインウィンドのメッセージエリアへ表示されます。
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Y軸(縦座標)最大の値を固定することは可能です。この制限は固定するか、動的にどのデータセルの値もフォローすることができます。
固定値をセットするには、ポップアップメニューを表示するために、ビューワの任意の場所でマウスの第3ボタンをクリックしてください。選択ののち、入力領域がビューワ上部の左隅に作成されます(上図を参照)。
最大値を削除してデフォルトの動作に戻したい場合は、新しい値もしくは空の数値を入力して下さい。
デフォルトにより、グラフのY軸は自動的にデータ値に基づいて表示されます。
一旦最大値のエントリエリアが見えれば、選択を有効にするEnterキーまたはオペレーションをキャンセルする Escapeキーを使用して下さい。
最大の値の隣の小さな赤い矢印は、最大値がセットされていることを示すインジケータとして使用されます(上図を参照)。
動的な値をセットするためには、ビューワの上部の左隅に任意のデータ・セルをドロップしてください。その後、ドロップエリアは黒い境界をもつ小さな長方形を形成します。
動的な値を変更するために、置換する別のデータセル、あるいは上に記述されるような固定値へ変更をドロップするか、あるいは空の固定値の入力により動的な限界データセルを削除してもかまいません。
ビューワの上部の左隅にマウス・カーソルを置いたとき、ヘルプはビューワのための制限値の現状が表示されます(セットが無い場合は、使用されるデータセルの名前をもつ固定値か動的な値)。
設定またはプリファレンスのダイアログボックスより、X軸ラベル(45度からデフォルト90度まで)の角度をセットできます。
このときに利用可能なバーグラフビューワは、並べたバーチャート、オーバーラップしたバーチャートおよび積み重ねたバーとして、図表にします。積み重ねられたバーチャートでは、セルデータ値が互いに加えられますが、他は、オーバーラップして互いの横に表示されます。(下記の絵を参照)
データベースのヒストリデータを表示する場合、バーグラフビューワは、データベースのモジュールのインスタンスをビューワ中の右側カーソルによって選択された時間に値を表示します(データベース章を参照)。
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グラフビューワ同様、バーグラフビューワのY軸(縦座標)最大値を固定することができます。
パイビューワには2Dまたは3Dの2つのタイプがあります。データセル値は、パイエリアの周りあるいはラベルの隣りに置くことができます(設定参照)。
データベース・ブラウジングモードにおいて、動的な値は、カーソルによって定義された最終の2回分の値をとります(データベース範囲章を参照)。 データ・ベース範囲 セクション。
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値合計を固定(パイの100%に対応する)することは可能です。この制限値は固定するか、あるいはダイナミックに任意のデータセルの値をフォローすることができます。
固定値をセットするには、ポップアップメニューを表示するために、ビューワの任意の部分上のマウスの第3ボタンをクリックしてください。選択の後に、入力場所は、ビューワの上部の左隅に作られます(上図を参照)。
値合計を削除してデフォルトの動作を回復するときは、新しい値あるいは空の数値を単純に入力してください。
デフォルトにより、パイのスライスは自動的に表示されたデータ値に基づいたスケールであり、結果は合計が常に100%と一致します。
一旦最大値のエントリエリアが見えれば、選択を有効にするEnterキーまたはオペレーションをキャンセルする Escapeキーを使用して下さい。
最大の値の隣の小さな赤い矢印は、合計値がセットされていることを示すインジケータとして使用されます(上図を参照)。
動的な値をセットするためには、ビューワの上部の左隅に任意のデータ・セルをドロップしてください。その後、ドロップエリアは黒い境界をもつ小さな長方形を形成します。データセルをドロップすれば、その後のその値はビューワの動的な合計として使用されます。
動的な値を変更するために、置換する別のデータセル、あるいは上に記述されるような固定値へ変更をドロップするか、あるいは空の固定値の入力により動的な限界データセルを削除できます。
ビューワの上部の左隅にマウス・カーソルを置いたとき、ヘルプはビューワのための制限値の現状が表示されます(セットが無い場合は、使用されるデータセルの名前をもつ固定値か動的な値)。
固定的テーブル表示は、各行のセルラベル、カレント、平均、最小および最大値であり、リアルタイムモードで作成されるか、カーソルにより定義された2回までの値で作成されます(データベース範囲を参照)。
データセルは、単純なドロップにより、一度に1つ以上のものでありえます。行は消しゴムドロップサイトにどの数もドロップして、そのとき列の中のどんなセルも選択することにより削除することができます。消失データ(例えば、既に利用不可能な削除されたプロセスから得ている場合)を持つデータセルは?文字を表示します。データベースのヒストリデータを表示する場合、平均値、最小の値および最大の値は選択された時間範囲用に算出されます。
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各行のための値テーブルの表示はセルラベルおよびセルデータの現在値です。統計テーブルとして、平均、最小および最大カラムを持ってなくても正しく作動します。
それは対応するモジュールテーブルがアイコン化されるときに、隠れたセルを表示するためにダッシュボードの中で使用することができます。
データベースのブラウジングモードでは、値テーブルは異なって作用します。それは、それはドロップされたデータセル(そこでは唯一です)は、アーカイブに保管したデータベースの時間範囲の内のそのデータ・セルのためにすべて値の履歴を表示します。数値あるいは表示された列には制限があります(テーブル設定参照)。データにそのように切り詰められた場合は、初期のブランク列はインジケータとして表示されます。
フリーテキストビューワは埋め込まれたデータセルウィンドの任意の数(0も含まれる)をもつ編集可能なTkテキストウィジットです。 他のビューワ同様、データセルはシンプルなドロップにより、一度に1つ以上のものとなります。 新しいデータセルウィンドウはカレントの挿入カーソル位置に挿入されます。 データ・セルは消しゴムドロップサイトに任意の数をドロップして、そのとき選択したものを削除することができます。 さらに、それらは他の重要なキーバインディングと同様に、標準のテキスト動作であるDeleteとBackspaceキーのキーボードを使用して削除することができます。 データセルをドロップする場合、後にいつでも編集することができるセルの適切なラベルテキストは各データセルウィンドの前置きをします。
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データベースのヒストリデータを表示する場合、表示された値はデータベースモジュールのインスタンスビューワの右側にあるその時点で選択されているものです(データベース章を参照)。
ここにpsとcpustatsの負荷をいくつかのグラフィカルビューワでみたものをスクリーンショットしています。
これは、cpustatsとmemstatsの負荷を、他の機能であるフリーテキストビューワで撮ったものです。
データベースモードでないとき、タイトルバーは現在ロードしたモジュールおよび現在のポーリング時間があれば(非同期モジュールだけをロードしていることができるかもしれません)次のような表示となります。
exitメニューのように、保存していない変更があれば、ユーザはファイルに既存のモジュールを任意のビューワに加えて負荷を軽くして保存する機会を与えられます。
このメニューエントリは、現在ロードしたモジュールを変更するためにユーザが既存の保存してある設定ファイル(さらにmoomps設定ファイルを編集するのに役立つ)を開くことを可能にします。また、それらを持つビューワは開くべきファイルに記述されています。
exitメニューのように、保存していない変更がある場合、ユーザは新しいファイルを開く前にファイルにそれらを保存する機会を与えられます。
単独のどのモジュールも、オープンファイルの設定で事前にロードされており、あたかもmoodssが始められた時、オープン・ファイルが直接最初にロードされるかのように作用して、すべての既存のモジュールはロードされないことに注目してください。
カレントのアプリケーション設定(既存のデータビューワを含みます)は、ダッシュボード機能を達成するファイルの中で保存することができます。救済のために使用されたフォーマットはXMLであり、次のような保存ファイルの抜粋に見えます。
<?xml version='1.0'?> <!DOCTYPE moodssConfiguration> <moodssConfiguration> <version>16.8</version> <date>12/26/02</date> <time>21:29:38</time> <configuration graphNumberOfIntervals="100" canvasBackground="#fff4ff" canvasWidth="1152" pieLabeler="peripheral" canvasHeight="864" graphMinimumY=""> <viewerColors> <item>#feffff</item> ... |
サイズ変更されて、一旦moodssが1つ以上のモジュールで起動しれ、テーブルが移動されると、ビューワは作成、移動、サイズ変更を行います。カレントの設定は.mooファイル中に保存し、その後、 -f (--file)コマンドラインスイッチをもつ対応するファイル名を渡す、あるいはFile Openメニューの使用により再利用することができます。
次の情報はファイルの中に保存されます(可読性のあるもの)。
初めてこのメニューを使用するとき、およびファイル名がコマンドライン中で指定されなかった場合にユーザがファイル名を選択できるよう、ファイル選択ダイアログボックスが表示されます(.mooの拡張)。
一度ファイル名が(コマンドラインあるいはファイル選択ダイアログのいずれかによって)指定されていれば、File Saveメニューが使用されるときは常にそのファイル名が再利用されます。
ユーザがファイル選択ダイアログを使用して、ファイル名を常に選択するようにこのメニューは予想通りに作用します(上記の保存メニューを参照)。
このメニューはカレントの保存ファイル名を変更するのにいつでも使用されます。
選択ウィンドウを開くときに見つかった存在中のリストから、単純に名称を選ぶことによりモジュールの動的なロードができます。 モジュールが選択されている場合、そのオプションに見られるどの数も満たすことができます(オプションがpasswordで終ると、ユーザがオプション値をタイプインする場合に*キャラクタとなります)。 モジュールのドキュメントはHelpボタンをクリックして簡単にアクセスすることができます。
選択されたモジュールのインスタンスをロードしようとしたとき、アプリケーションの存続中に、モジュールオプション用に使用された値が再利用されることに注意して下さい。
一度、既にロードされたモジュールの新しいインスタンスとして新しいモジュールがロードされると、あたかもモジュールがスタートからロードされたかのようにアプリケーションは作用します。 ロードモジュールを終了させるには、Closeボタンを使用します。
このダイアログボックスはユーザへ次のことを可能にします
一旦モジュールがアンロードされれば、モジュールのデータテーブルは消えますが、モジュールデータを指すセルを含むビューワは、データが現在無効であることを単に示して残ります。
注意:モジュールがリロードされるか、アンロードされたあと再びロードされると、アンロードして内部的にTclが変数上でトレースするので、新しくロードしたモジュールデータが削除されて、モジュールデータをモニタしていたビューワはモニタリングを再開しないでしょう。
モジュールが選択されている場合、モジュールのカレントのオプションは現われます(オプションがpasswordで終ると、ユーザがオプション値をタイプインする場合に*キャラクタとなります)。 選択したモジュールのドキュメントはHelpボタンをクリックして簡単にアクセスすることができます。
ロードモジュールを終了させるには、Closeボタンを使用します。
モジュールのアンドーロの可能性なしで、ロードしたモジュールおよびそれらのオプションを見ます。例えば、moodssが読み出し専用モードで開始された場合、このメニューのエントリは利用可能です。(コマンドラインを参照)
モジュールは、現在ロードしたモジュールのリストから取ることができます。もしあれば、モジュールのカレントオプションは現われます(オプションがpasswordで終ると、ユーザがオプション値をタイプインする場合に*キャラクタとなります)。選択したモジュールのドキュメントはHelpボタンをクリックして簡単にアクセスすることができます。終了させるには、Closeボタンを使用します。
moodss GUIアプリケーションおよびmoompsデーモンの両方は、データベースの中でそれらの値を保存することにより、任意のモジュールのデータセルの時系列なヒストリを格納する能力を持っています(さらにプリファレンスデータベースおよびmoomps章、およびFAQを参照)。
このメニューから、リアルタイムのモニタリングのようなユーザインターフェース(ドラッグ&ドロップ、ビューワ、ヘルプ、、、)を作用させておいている間、完全にヒストリデータベースをブラウズできます。
データベースに関連するあらゆるエラーが生じたら、 トレースウィンドウが自動的に開かれ、関連のエラーメッセージを表示します。
このメニュー(あるいはツールバーの連動ボタン)は、データベースのインスタンス・ダイアログボックス(データベース・アクセスが適切に形成されると規定する)を表示し、すべてのモジュールのインスタンスを(恐らく使用するデータベースの速度に依存する小さな遅れを持つ)表示します。これは、次のスクリーンショットように見えます。
データベースモード(延期時間)に変わるのに先立ち、ロードモジュールを持つリアルタイムモニタをしていれば、設定を保存する機会を与えられるだろうということに注意してください。
ツリーは、データベースに格納されたデータセルを含んでいるインスタンスと共に、モジュール名称をすべて示します(データベースの編集メニューを参照)。 各モジュール名称以下に、+の小さなアイコンをクリックすると、モジュール用のインスタンスがすべて示されます。 最後に、各インスタンス以下に、もしあればデータセルはすべて括弧中のそれらのコメントと共に見つけることができます。
任意のツリーノードをクリックすることで、そのアイテム用のデータベース中の時間範囲の、わずかな遅れの後に表示します。例えば、モジュール名称をクリックすることは、ダイアログボックスが開かれた時に、直近のサンプルの日付および時間に加えて、そのモジュールのすべてのインスタンスのための最も古いセルデータのサンプルの日付および時間を示すでしょう。
データセルが選択しながらSQLボタンをクリックするとSQLクエリを表示し、そのセル用のデータサンプルをすべて検索するために使用することができます。例えばデータベースにアクセスする外部アプリケーションを開発する場合、それは助けになることができます。
実際には、moodss GUIにインスタンスをロードするために希望のインスタンスを選択し、次に OKボタン(ダイアログボックスを閉じる)をクリックするか、ダイアログボックスを開いたままデータベースモジュールのインスタンスをビューア(下図参照)にインスタンスを必要数ドラッグします(一度に1つずつ)。
各インスタンスについては、そのインスタンス用の全データセルのヒストリ時間の利用可能な範囲が、データベースモジュールのインスタンスビューワの時間スケールに示されます。 インスタンスが空のヒストリだけのデータセルを含んでいる場合、無限の点線が示されます(上記 randomモジュール参照)。各インスタンスに対するモジュールオプションは、インスタンス名に関するマウスポインタの維持によりウィジットで表示することができます。
各表示のインスタンスは、対応するデータテーブルも表示されます(上記スクリーンショットでsnmpデータテーブルを参照)。各データセルについては、最終値が右側上に表示されている一方、対応するコメント(それが存在する場合はデータベースeditメニューを参照)あるいはデータセル名は左のカラムで表示されます。データのオリジナルのモジュールのヘルプは保存され、マウスポインタがデータセルのラベルの上に置かれるときに表示されるウィジットよってアクセスすることができます。
それより以降、リアルタイム・モードで慣れている機能はすべて利用可能です(しきい値セッティングに望まれるのはリアルタイムでモニタすることを意味する)。例として、上記のスクリーンショットでは、WAN入力および出力tトラフィックセルはスタックされたグラフビューワにドロップされ、データベースのエンジンスピードおよび格納されたヒストリデータの量に依存する遅延の後に、両方のセル用の全ヒストリを表示します。
時間範囲内の指定範囲は、データベースモジュールのインスタンスビューワの中で青いカーソルを使用して、セットされています(マウスでそれらをドラッグし、リフレッシュボタンをクリックするかrefreshビューメニューの使用により表示をリフレッシュします)。
交互に、ビューデータベース範囲メニューは正確にダイアログボックスから日付と時間制限をセットするために使用することができます。カーソルおよびデータベース範囲ダイアログボックスが同期させられることに注意してください:カーソルを移動させることは、ダイアログボックス中で更新されている日付および時間の値として返却されます。
その後、すべてのビューは、それらのタイプに依存する正しいカーソルで全ヒストリまたは値を示すビューワと共に更新されます(統計テーブルビューワは平均、最小、最大を表示します...値は選択された時間範囲に対するものです)。
最後に、どのグラフデータビューワの表示でも、クロスヘアカーソル(ユーザインターフェース参照)から時間値を直接ドラッグしてデータベースインターフェースビューワへドロップしても構いません。近接の青いカーソルは時間値に移動するでしょう。次に、ディスプレイを更新するためにリフレッシュボタンを押してください。このテクニックは、任意のグラフビューワから指定の時間範囲への表示のファインチューニングを直接許可します。
モジュールのインスタンスは、消しゴムドロップサイトへデータベースモジュールのインスタンスビューワの中のその名前をドラッグすることでアンロードすることができます。
データベースインターフェースの中で指定されたセルをデータベース(定義はプリファレンス)の中で時系列なデータヒストリの記録を開始します。
または、ツールバーで連携するボタンを使用できます。
データストレージは停止メニューでいつでも止めることができます。そののちデータヒストリはロードメニューで表示し操作することができます。
記録中は、切断のようなエラーでデータベースサーバに届かない場合は、段階的に切断しそれぞれアップデートして再接続を試みるように行われることで信頼度を増強します。
注意:データヒストリが記録されているとき、ツールバーが表示中ならVCRライクなレコードボタンは無効となり、明るい赤いリングにより囲まれます。(ツールバーのスクリーンショット参照)
ストップはデータベース中のデータヒストリおよびプロセスがスタートメニューで使用し始めたを記録を停止します。
ツールバーメニューで連動するボタンを使用してもかまいません。
ポストスクリプトのキャンバス領域をプリンタあるいはファイルを典型的ファイルブラウザを使用して選択して印刷することができます。完全に目に見える領域だけがスクロールバーを除いて印刷されるということに注意してください。
印刷出力方向(ポートレートまたはランドスケープ)、パレット(色、グレイスケールあるいはモノクローム)および用紙サイズを選ぶことができます。
ウィジットとアーキテクチャの制限により、印刷出力はピクセル単位です。利便性から、これはとてもWYSIWYGです:-)。
さらに、設計上の制限のために、印刷はWindows上では無効です。
印刷出力は次のルールで分類されます。
プリントメニューのエントリが選択された場合、次のスクリーンショットのようなダイアログボックスが現われます(背景にプレビューウィンドウを表示)。
印刷環境設定(プリファレンス参照)により、印刷コマンドライン入力かプリンタ選択リストは情報のメッセージ以下に現われます(note: バークレーLPRプリントスプーラーおよび共通UNIX印刷システム(CUPS)のテストでうまくいってます)。 印刷環境設定(プリファレンス参照)により、印刷コマンドライン入力かプリンタ選択リストは情報のメッセージ以下に現われます。ボタンを押すことは、選択されたプリンタに、あるいは指定されたコマンドラインによってデータを送ります。
プレビュー機能はgs (ghostscriptとして知られている)を使用し、これがインストールされている必要があります(注意: バージョン5.50以上が必要です。5.10はバグが含まれます)。gsが見つからないか実行できないとき、プレビューボタンはグレーになります。gsのバージョンが5.20以下なら、ボタンは常にグレーでありマウスポインタがボタンの上におかれたとき、ウィンドウ枠にその理由を表示します。
gsユーティリティが存在し適切なバージョンならプレビューボタンを押すことができ、印刷ダイアログは一時的に見えなくなり(アプリケーションのメインウィンドウが不明にならないためです)、
一旦印刷出力ビューを計算してプレビューウィンドウで再表示します。
プレビューウィンドウはリサイズ用ズームメニューの機能があります。ユーザの要望どおり、ページサイズや方向などいくつでも印刷パラメタを設定でき、プレビューウィンドウを表示したままの状態で変更することができます。プレビューボタンを押すと新しくページを計算する間、一時的に印刷ダイアログボックスとプレビューウィンドウの両方が見えなくなります。暫くのち、再計算によりプレビューが更新され、ズームレートを保ったまま両画面が表示されます。
さらにUNIXシステムのグラフィカルレイヤの実装により、キャンバス領域を不明瞭にするあらゆるウィンドウまたはオブジェクトが印刷されることに注意してください。しかし、プリントメニューアイテムが選択されている時、moodssアプリケーションのウィンドウが前面にあるため、実際にはありえないでしょう。
このメニューを使用してmoodssアプリケーションを手順を踏んで終了します。ウインドウマネージャのアプリケーション終了を使用しても構いません。
変更して未保存のもの(設定、ビューワ作成、テーブルかビューワ移動、スタック等)があれば、ユーザはファイルへ保存機会を与えられます(ファイル保存の参照 )。ファイル選択ダイアログボックスは、現在のアプリケーションにファイル名を知らせていない場合に表示されます。
このメニューを使用するか、メインウィンドウのしきい値ドロップサイトにセルをドロップすると次のダイアログボックスへと表示されます。表示状態でも、ユーザインターフェースの他のパーツからユーザ操作は可能ですので、しきい値ダイアログボックスのテーブル自体にさらに多くのセルをドロップすることができます。
しきい値入力の一覧は次のカラムをもつテーブルとして表示されます。
さらに、列が選択されている場合、次のフィールドはダイアログボックスの下部エリアで利用可能です。
しきい値のメールメッセージサンプル(デフォルト):
From: moomps@localhost.localdomain To: jfontain@localhost.localdomain Subject: moodss threshold warning message warning: "random: Robert top disk" data value is now "11", which triggered the "up" threshold of "10".
行の選択はその行のいずれかのセルをクリックします。選択された行はハイライトされます。
他のしきい値テーブルを選択するか、OKボタンを使用してダイアログボックスを閉じるとき、表示されるメールの文法のチェックとエラーチェックを行い、もし何かあればメッセージボックスに報告されます。以下に示すテスト機能を使用して、メールが実際に送信され正しく受取人にとどくかテストすることをお勧めします。
ヘルプはテーブルのタイトルセル上でウィジットに表示されるか、ヘルプボタンを押し、メインのヘルプウィンドウで適切な章を直接開くことで提供されます。
しきい値登録の作成は、ドラッグ&ドロップ機能によりデータセルをしきい値ドロップアイコンか、しきい値ダイアログボックス(もちろんオープンされている状態)のテーブルへそれ自体をドロップします。しきい値はいくつでも同じデータセルへセットすることができます。
以下はしきい値のタイプとサポート済みのものです。
ソースデータのセルタイプにより指定の内部比較方法が使用されます。
ASCIIタイプに対しては、カレントのセル値がしきい値より小さい、等しい、大きいの辞書で可能としてあります。空のしきい値を許しています。文字列は大小文字の区分なしで比較されます。
辞書タイプはタイブレークとしてケース以外は無視するASCIIタイプとして扱われます。数値を組み込んである場合は、数は文字ではなく整数とし比較されます。
クロックタイプに対しては、セルとしきい値の値は先に秒数に変換されてから比較されます。
しきい値タイプがでデータセル値を決定することができない場合のみ、条件が生じます。
データセルが空となることをトリガとして発生させることができるのはしきい値タイプのみです。
データセル(任意のタイプの)がすでに存在しない場合(例えば、その列が消失した等)、または存在するがデータセルが数値タイプで空データ(?を表示)となっているときにこの条件は起こるかもしれません。
他のタイプのデータセルについては、表示された値のデータセルが空になる場合、モジュールヘルプでドキュメント化されるべきであり、空となるようなセル上でしきい値をセットする代りに、指定された値と同等のしきい値タイプ()を使用して行われるべきです。
各タイプについては、しきい値の動作が以前のカラムのチェックにより一度だけ用いられて決められることに注意してください。
非透過色が選択された(上記の章を参照)場合、しきい値条件を満足しているあいだは、モニタしているすべてデータセルは変更色(データテーブルまたはビューワ中)ですべて表示され、これが無くなった時にもとにもどります。
複数のしきい値が異なる色で同じデータセルに置かれ、それらが同時に発生したとき、振る舞いはこの期間において不定です(しかし、直近のしきい値が優先します)。
しきい値が起きる(方法はタイプに依存)場合は、対応するスクリプトは変数置換後に、UNIXシェルのインタプリタ(sh UNIXコマンド)へ渡されます。
スクリプトが% 文字を含む場合、スクリプトの実行前に置換が発生します。 各%文字と、補足文字はしきい値の発生した情報に取り替えられます。%文字に置き換えられるのは、以下のリストで定義されたものです。
スクリプトによって返されるあらゆるエラーは、トレースモジュールにおいて見ることができます。
列が選択されているとき、しきい値テーブル自体へカレントのセル値表示から同じセル、あるいは任意のビューワアイコンあるいは既存のビューワの中へ、新しいエントリを作るためにドラッグすることができます。
ダイアログボックスが表示される場合、既存のしきい値は、重要レベルにより最も重要なものから順にソートされます。同じタイプおよび同じ重要レベルのいくつかのしきい値が同じセル上でセットされている場合、最も高い(セルデータのタイプによる)しきい値が最初に表示されます。
新しいしきい値がダイアログボックスに対話的に追加された場合、それらはしきい値テーブルの最終行に表示されますが、次回ダイアログボックスが開かれる時に、他のものと一緒にソートされます。
しきい値ダイアログボックスを表示しているあいだは、しきい値条件は、セルカラーの変更、メールによる警告など、ソフトウェアによってチェックされません。
内部に、しきい値条件は、最後に最も重要なしきい値が比較されるよう、表示順の逆順にチェックされます。結果としてセル上の色勾配は自動的にアクティブ化されます。
例えば, もし同じ重要度レベルの以上しきい値を次のような3個を同じセル上で設定したとします (この場合、infoは重要でない)
セル値が100に向かって、黄色、オレンジ、そして赤と変化する色勾配となります。
さらに、重要レベルおよび色を組み合わせてセルを色勾配に強度にすることができます。
例えば, もし以上しきい値に次のような3個を同じセル上で設定したとします。
セル値は100に向かっての重要色勾配効果を持てます。
しきい値条件を初期状態が通常満足する場合、初期状態ボタンをチェックすることでアプリケーション起動時動作を不能にすることができます(注意の例を参照)。
初期状態ボタンがチェックされている場合、アプリケーション(moodssまたはmoomps)が起動する場合に、あらゆるアクションが行われるのを防ぎます。
しきい値条件が"正常"の場合に有用です。例えば、ネットワークリンクをモニタする場合、そのダウン(例えば、ifOperStatusがsnmpモジュールを使用してダウンをチェックするようになっている)を警告してもらいたいが、リンクがバックアップしている情報を必要とします(チェックによりifOperStatusは上がっています)。
不運にも、このテクニックを使うとメールをアプリケーションが起動するたびにリンクが上がっていると報告することになります。初期状態ボタンのチェックはそれを防ぎます。
実装すべき多くの機能がまだあります。TODOファイルを参照してください。
選択されると、環境設定で説明されているように、このメニューは環境設定ダイアログボックスを起動します。
既存のページの後ろ新しいページを作成します。 ページがない場合、単独のメインウインドウの表示領域に、内容がすべてのモジュールからなる第1ページとして置かれます。ページが表示され、モード編集の際にユーザが直ちにラベルをセットすることができるようにタブを開きます。
ページを削除するには、そのタブをドラッグして消しゴムサイトの中へドロップします。 最後に残るページが削除できるかどうかは、そのページのテーブルのビューワのどれもが削除されているときのみ削除できることに注意してください。
任意のタイプの空のビューワの生成を許可します。(グラフチャート、積み重ね型グラフチャート、楕円形バーチャート、並列バーチャート、積み重ね型バーチャート、2Dパイチャート、3Dパイチャート、統計テーブル、値テーブルまたはフリーテキスト)
このメニューは、読み出し専用モードで動作していないときは見えているだけです(コマンドラインを参照)。
モジュール・データセル用のドロップサイトであるデータベースダイアログボックスを開きます。 セルをデータベースダイアログにドロップするとmoodss(データベースの開始を参照)またはmoompsデーモンによりモニタされます(もちろん環境設定ファイル(保存メニューを参照)によりmoompsサービスを提供するとしてあれば)。
ダイアログボックスでは次のカラムでドロップサイトのテーブルを表示します。
moompsサービスが起動中は、データセルのあらゆる数値は、中間記憶装置としてSQLデータベースを使用することで時系列にモニタすることができます。セル値はデータベースに格納され、例えばスプレッドシートのソフトウェアなどに利用できます。そのようなツールを使用すれば、例えば、ヒストリグラフ、プレゼンテーションなどを作成するためのデータソースとして、moodssデータベースを利用できる可能性があります(さらなる情報についてはmoompsドキュメントを参照)。
例えば、Linuxサーバでの時系列なCPU利用状況のモニタがお望みなら、cpustatsモジュールをロードし、データベース・ダイアログボックスを開き、データベース・インターフェースのuser、systemおよびniceのセルをドラッグ&ドロップしたうえで、moompsコンフィグレーションディレクトリ内の.mooファイルへ設定したうえで構成を保存します。
データベースウィンドウにオリジナルのモジュールテーブルから来るセルだけをドロップできることに注意してください。 統計テーブルからセルをドロップするように命令しようとすると、セルはデータベース・ウィンドウには表示されず、メインのアプリケーションウィンドウのメッセージエリアにエラーが表示されます。
プリファレンスにあるようにこれを選択すると、このメニューはプリファレンス用ダイアログボックスを起動します。
ダイアログボックスの保存に使用されたフォーマットは、次の抜粋にみられるようなXMLのプリファレンスファイルです。
<?xml version='1.0'?> <!DOCTYPE moodssPreferences> <moodssPreferences> <version>16.8</version> <date>12/26/02</date> <time>21:29:31</time> <traceNumberOfRows>20</traceNumberOfRows> <printToFile>0</printToFile> ... |
UNIXプラットフォームでは、プリファレンスファイルは.moodssrcと命名され、これはデータベース・パスワードのようなセンシティブな情報を含みますので、カレントユーザに限定された読み書き権限と共にカレントユーザのホームディレクトリへ保存されます。
すべてのロードした非同期モジュールの表示を即時にリフレッシュします。
ビューメニュー(存在しない場合は、以下を参照)は、 選択すると以下に示すような、ポーリング時間エントリを持った対応するダイアログボックスを起動します。
ユーザは選択モジュールの新しいポーリング時間をスピン入力ウィジットから選ぶか、モジュールの最小のポーリング時間より小さくならない限り、直接新しい値を入力することができます。設定不可の場合は警告メッセージが表示されます。
複数のモジュールが使用されているとき、最小のポーリング時間は、すべてのモジュールの最小ポーリング回数の中でもっとも大きいものです。デフォルトのポーリング時間(moodssが開始するときに使用される)は、すべてのモジュールのデフォルトのポーリング回数の中でもっとも大きいものとなります。ポーリング時間ダイアログボックスの利用可能な選択肢は、すべてのモジュールの組み合わせとなる回数を取得します。
ロードしたモジュールがすべて非同期のときに必要な場合だけポーリング時間メニューエントリは利用可能です。このとき、オプションメニューはそれ自体が表示されません。
読み出し専用モードで動作していないとき、このメニューは単に表示されているだけです(コマンドラインを参照)。
データベースビュー用の正確な日付および時間制限の仕様の許可は、ファイルデータベースロードメニューを使用してロードします。
一旦あなたが選択(OKボタンかApplyボタンのいずれかを使用、後者はダイアログボックスを開いたままです)を有効にし、ダイアログボックスが閉じるとデータベースに関する全てのビューが自動的にリフレッシュされることに注意してください(リフレッシュビューメニューまたはボタンを手動で使用する必要はありません)。
Note that once you have validated your choice (using either the OK button or the Apply button, the latter keeping the ダイアログボックス opened), the ダイアログボックス closes and all データベース related views are automatically refreshed (it is not necessary to manually use the refresh view menu or button).
さらにダイアログボックスの値が変更されるとデータベースモジュールのインスタンスビューワ中の青いカーソルがリアルタイムで更新されることに注意してください。
個別のウィンドウは、最新の20個の情報やエラー、(もしあれば)ロードジュールによって内部に生成されたメッセージを含みます。このメニューエントリーは再選択されるとウィンドウを閉じます。
内蔵トレースモジュールは、それは他のモジュールを停止させないでメインウィンドウのトレースモジュールが他のインスタンスのロードを妨げず、ウインドウのコンテンツを満たすために実際的に使用されます。
ツールバーを表示、非表示にします。
このメニューは、不足するモジュール開発に関連するセクションをまさに文書化した組み込みHTMLビューワを起動します。
このメニューの機能は、モジュールに1個づつサブメニューを持っており、選択されたモジュールのヘルプデータを表示します。
バージョン、著作者、拡張著作者、ライセンスおよびmoodssに関する基本的な情報を表示します。
この共通のユーザインターフェース用パーツは、埋め込みアイコンをもつボタンの使用によりいくつかのメニュー動作を直接に行います。ヘルプはウィジットチップ(バルーン)で提供されます。
ツール・バーの内容はモジュールがロードされているか、保存ファイルが使用されたか、...また、常にカレントの情況に適合して変化します。ツールバーはツールバーメニューを使用して、ユーザの都合により表示・非表示を行うことができます。
メインウィンドウの一番大きな部分がキャンバスエリアで、データテーブル、ビューワおよびアイコンの表示と管理に使われています。この背景色は環境設定およびプリファレンスで変更することができます。キャンバスにある内部ウィンドウは全操作のハンドルを管理します。
全てのデータビューワはデータビューワ・ブラウザの中の操作領域のおかげで移動やリサイズをすることができます。これらの領域をマウスポインタが移動するとき、マウスカーソルは可能なアクションを示して変化します。コーナーハンドルはXとY軸のリサイズを行えます。両側矢印のハンドルは、XまたはY軸のどちらかのリサイズを行えます。他のすべてのエリアは、四方向矢印カーソルによって示されてデータビューワを移動のために使用できます。
境界のいずれかの部分をクリックして積み重ね順を変更します。クリックされたビューワは他のビューワ(隠れていた)より上になるか、完全に表示されます(他のビューワの一番上にきます)
。さらに、 Tab(前方)およびShift-Tab(後方)のキー操作で、テーブルおよびビューワを、積み重ね順に最上位へ連続的に次のオブジェクトを持って来るよう繰り返すことができます。
そのウィンドウの境界を掴んでテーブルあるいはビューワを移動させたり、サイズを変更しようとすると、別のウィンドウあるいはキャンバスの境界が接近すると、あたかも磁石に引っ張られるようにくっつきます。この多くのウィンドウを整列させるのに便利になっています(注意:この機能はいくらかKDEウィンドウマネージャの動作をコピーしています)。
移動やサイズ変更のとき、マウス移動に従いメッセージエリアへ現在座標またその時のサイズを表示します。
それがベースウィンドウマネージャのように作用するため、この小さなウィンドウマネージャ機能性の一層の記述は役立ちません(そうでないときは、お知らせ下さい)。
モジュールテーブルは、テーブルのタイトルエリア右の下向き矢印ボタンをクリックして最小化することができます。
アイコンは、左から右へとキャンバスエリアの左下に整列します。アイコンは、マウスの左ボタンのクリックおよび押したままの状態で移動できます。
アイコンをダブルクリックすることで、テーブルは元の位置に表示されます。
一度、テーブルアイコンのアイコンはユーザにより移動されると、その座標を憶えています。
再度テーブルが最小化や復元化のときアイコンのその最新の位置に置かれます。
複数ページが表示されているとき(ページの作成に関しては新規ページを参照)、ページタブはメインウィンドウの下部付近へ現われます(デフォルト。しかしタブもプリファレンス中の ページセクションを使ってトップに置くことができます)。
アプリケーションが起動している間、ページタブのラベルはいつでも変更できます。ダブルクリックまたは任意のタブ上でマウスの第3ボタンをクリックすると、背景が変化して、変更および挿入のためのカーソルが表示されます。 ラベルに直接入力できるように、最初はテキスト全体が選択状態であることに注意して下さい。タブのラベルを編集して確認してReturnキーでもどります。中止の時はEscapeキーを押すことで、以前の状態に喪取ります。
ビューワとテーブルは、内部ウィンドウマネージャの使用によりページを横断して簡単に移動できます。テーブルあるいはビューワを通常移動するようにしますが、黒のドロップ境界がタブラベル付近に現われるまでターゲットのページタブに置いたままの状態とし、次にドロップします。テーブルあるいはビューワは、ターゲットページの上左角に置かれます。
ページがテーブルを含むか、ビューワがアクティブなしきい値をもつデータセルを含む場合、ページタブの背景色は最重要のしきい値の色をとります(重要レベルによって)。
同じ最重要レベルの複数のアクティブなしきい値がありそれが異なる色である場合、ページ背景色として1秒毎に順次表示されます。
さらに、マウスカーソルがページタブ上に留まっているとき、最重要のしきい値のサマリの3つまでをウィジット(またはバルーン)で表示されます(上図参照)。
メッセージエリアのヘッダラベルは、ちょうどページタブのようですが、アプリケーションでアクティブ化されたすべてのしきい値用のしきい値インジケーターとして役立ちます。
その振る舞いは、必要な場合に順に表示された最重要レベルのしきい値色、および最重要レベルのしきい値サマリを表示するウィジットを持つページタブと同一です。
メインウィンドウの下部のメッセージエリアは、ユーザの様々なヘルプと情報文字列を表示するために使用されます。例えば、メニューエントリがアクティブ化されている場合、モジュール更新ごと、あるいはページタブ編集する方法をユーザに示すなどを行います。
moodssのドラッグ&ドロップは、一般的GUIでのような動作を実現します。 例えば、グラフのプロットを作るために、まず、最初にデータテーブル中の1以上データセルを選択し、メニューバー直下の左端のアイコンへマウスの第一ボタン(右利きユーザ用の左ボタン)を押したままでドラッグします(オブジェクトをドラッグすると、マウスポインタが可能なドロップサイトの上を通過すると、それらはユーザフィードバック用に灰色の境界線で強調されます)。 このとき、マウスボタンを離すとBLTグラフビューワが生成されることになります。
エラーフリーな操作を保証するために、マウスカーソルがそれらを上を通過するときに、ドラッグ中のデータに有効なドロップサイトだけが強調されます(バグがなければですが:)。
要約すると、データセルは任意のテーブル、任意のビューワドロップサイトのアイコンの中への任意のビューワ、任意のビューワあるいは消しゴムアイコンからドラッグできます。
メニューバー直下のアイコンはすべてデータセル用の有効なドロップサイトです(いくつか同時にドロップされるかもしれません)。左から順に次のようになります。
例えば、1つのカーブをもつグラフビューワは、グラフビューワのアイコンに1つのデータセルをドロップすることで作成されます。
一度ビューワを作れば、任意のテーブルまたは他のビューワからドラッグされるデータセル用のドロップサイトの役割をします。 ビューワに1個以上のセルを直接ドロップすると、対応の線、バー、スライスあるい列を作成がされ自動的に更新して返却します。各々の新しいグラフ要素は新しく別々の色を割り当てられます。
そのラベルを通じて、ビューワから(マウスの第1ボタンを使用して)選択しビューワ要素(線グラフ、バーチャートのバー、パイチャートのスライス、テーブル列の統計値あるいは値、フリーテキスト・セル・ウィンドウ)を削除することができます。
いくつかの要素は、マウスの第1ボタンが押しながら、コントロールキーを押すことで選択することができます。選択も、マウスの第1ボタンとシフトキーを押すことで拡張することができます。パイスライスもスライス自身をクリックすることで直接選択することができます。
メインウィンドウの上部右側にある、ビューワから削除ドロップサイト(鉛筆消し)へドラッグしてマウスの第1ボタンを離すと、対象となるビューワ要素を削除して返却します。
要素の残りがないビューワは、それ自身(グラフ、バーチャート、パイチャート、統計値あるいは値テーブル)
を消しゴムサイトにドロップすることで削除することができます。任意のテキストおよびデータセル・ウィンドウが出されて、完全に空になった時フリーテキストビューワは単に削除することができます。
どのビューワも、それへ消しゴムアイコンをドロップすること一発で削除することができます。
別の方法としては、消しゴムへビューワ(通常は、内部ウィンドウマネージャのハンドルを使用)を移動させます。
どのビューワも、既存ビューワへ新しくビューワのタイプアイコンをだたドロップするだけで、ビューワタイプのデータのドロップサイトの役目を果たします。
これは、既存のビューワを破棄して、古いタイプのビューワがどのデータセルをモニタされているかを思い出して新しく作るよりもはるかに迅速です。
変化して、カレントのビューワのあるセルがすでに存在しなくなったとき(それらは隠された統計テーブルによるかもしれません)、それらは新しいビューワのパーツとはならず、メッセージエリアにおいて警告メッセージを点滅してユーザに知らせます。
ページタブは、任意のテーブルあるいはビューワのドロップサイトで、ページ間での転送が可能です。 テーブルまたはビューワは(いつものように内部ウインドウマネージャのハンドルを利用して)移動させることでプロセスを開始します。その後ビューワは、ターゲットページの上左隅で見つけることができます。
テーブルは明らかなドラッグサイトです。1つ以上のセルは選択後に、従来のシングル/シフト/コントロールのマウスクリックのテクニックを使用してドラッグすることができます。
どのビューワもまた、ドラッグサイトです。ビューワで選択された任意の要素から、ドラッグ操作をする前に1つ以上のビューワ要素の選択が必要となります。
ビューワが要素を含んでいない場合、ビューワは消しゴムサイトにそれ自身をドラッグ&ドロップすることができます。
すべてのビューワアイコン(メニューバーの下)はビューワタイプのデータ用のドラッグサイトで、それらは即時にビューワのミューテーションを許します(ドロップサイトのメカニズムの詳細を参照)。
消しゴムアイコンもまた、抹消動作タイプ(1発でビューワの廃棄を可能にする)のドロップサイトです。
さらに、ウィンドウマネージャのハンドルによって移動されるとき、ビューワまたはテーブルはドロップサイトとなります。
moodssの起動は非常にシンプルです:
$ moodss |
または
$ wish moodss |
Tcl/TkのwishインタプリタがPATHに見つからない場合、直接ファイルメニューからモジュールをロードすることができます。
さらに、そのときパラメタとして1以上のデータモジュール名称を渡すことができます。
$ wish moodss random |
または、一度に2つのモジュールがあるとき、
$ wish moodss ps cpustats |
コマンドラインで二度以上異なる引き数で同じモジュールを指定することができます。
$ wish moodss ps -r host.domain ps -r otherhost.domain |
同じタイプの複数モジュールが引数として渡される場合、初期のデータテーブルはタイトルとしてモジュール名称の後に数字つけて登録されます。例えば "ps<2>"のようになります。 モジュールが識別文字列を供給するとき、"ps(host.domain)"でのように、テキストが代わりに使用されます。データセルのラベルは、適切な識別するため、モジュール識別子または番号付のモジュール名称を同様に含みます。
オプションで秒単位のポーリング時間を指定できます。
$ wish moodss -p 25 random |
指定されたモジュールがすべて非同期の場合、ポーリング時間オプションがグラフビューワに都合のよい間隔を指定することに注意してください。
オプションでリストとしてページタブのラベルを指定できます。
$ wish moodss --tabs '"servers 1" "servers 2" Workstations' |
これは3つのタブを作成します。保存ファイルからロードするとき、それは保存されるているので、タブラベルを指定することは要求されないことに注意してください。この方法で作成されたタブはその場で編集することができます(user interfaceを参照)。
一度ファイル保存メニュー(例えばsave.moo)を通じて保存された環境設定は次のようにして検索することができます。
$ wish moodss -f save.moo |
これは、同じモジュールをロードして開始するとき、同一ビューワを同一の位置と大きさ、同一のポーリング時間を使用し、同じく同一のアプリケーションウィンドサイズになります。 新規モジュールデータの表示はコマンドライン上で-f(--file) スイッチ/値 の組み合わせて指定したモジュールにあるものに、あとでいくらでも付け加えられます。
コマンドラインオプションには次のものが含まれます。
Moodssのコマンドラインオプションは、どのモジュール名称に対しても、モジュールオプションが干渉しないように必ず前に来ます。
デバッグモードでは、モジュールの名前空間中または初期化でのエラー発生時に、Tclスタックトレースの進行に従ってエラーメッセージを出力します(Tclのエラーマニュアルページの機能情報を参照)。これは、コマンドラインから直接モジュールをロードする場合、あるいはメッセージウィンドウでモジュールをロードする場合、テキスト出力で出力されます。
モジュールはそれ自身に、次のモジュール名称の前に置かれたコマンドライン引き数を通じて、オプション(プログラム設定があればそれに従う、モジュール初期化を参照)をとることができます。
例えば、次のコマンドのようになります。
$ moodss -p 15 random --asynchronous arp --remote jdoe@foo.bar --numeric route --numeric |
意味としては、非同期に更新するrandomモジュールへ、arpでjdoeのログイン名でfoo.barのホストからデータを集めさせ、最後にrouteモジュールに同じことをホストのシンボル名を当てずに実行させます。
アプリケーションのポーリング時間は15秒で設定されてモジュールオプションとして干渉していないことに注意して下さい。
moodssコアは、モジュールプログラマが提供する情報で、モジュールオプションの有効性をチェックします。モジュール用のどの無効オプション/値の組み合わせも検知され、アプリケーション終了前に標準誤差チャンネル上で報告されます。
最後に、次のコマンドを使用してモジュールに対する有効なオプションいつでも確認できます。
$ moodss module --help |
すべてのコンフィグレーションパラメタは次のようなインターフェースでセットできます。
環境設定ダイアログボックスは、ユーザがカレントのビュー(ダッシュボードと呼ばれる)のグローバル設定の変更をできるようにします。このデータは、コンフィグレーションの保存をするとファイルへ格納されます(保存メニュー参照)。
コンフィグレーションの変更はプリファレンスsの選択(ユーザが初回にコンフィグレーションを変更する時に、初期値として使用)に影響しません。コンフィグレーション設定はプリファレンス設定より高く優先されますが、ファイルされないときは無くなります。
コンフィグレーション登録は、コンフィグレーションダイアログボックスの左に常時見えて、ブラウジング可能な階層ツリーに構成されたページになります(上図参照)。
左側のツリーからのカテゴリーの選択すると、連携した対話式インターフェースが表示され、新しい値の適用を可能または不能にできます。
OKボタンをクリックすると、メモリ中に保存されたカレントのコンフィグレーションデータに反映します。必要な場合、保存ファイルに格納されます(ファイル保存と別名保存メニューを参照)。
仕様に関するヘルプは、コンフィグレーションページ中にいる場合に下部のヘルプボタンをクリックして常にアクセスすることができます。
キャンバスはデータビューワ背景領域で、下記ようにその設定(サイズ、色)を変更できます。
ダッシュボードが含むすべての異なるテーブルおよびビューワがビュー領域内にうまく当てはめられるように、キャンバス幅および高さを変更できます。
さらに、メインウィンドウがユーザによってサイズ変更されると、キャンバスサイズを自動的にスケーリングさせることは可能です。
このような場合、スクロールバーは表示されません。
自動スケーリングは、幅および高さが0にセットされる必要があるため、そのサイズを0にセットされた場合のみ自動スケーリングが意味を持つことに注意して下さい。
デフォルトはカレントのスクリーンサイズです。
Applyボタンをクリックすると、サイズは直ちに更新されます。
キャンバス色はあなたの好みで変更できます。
Applyボタンをクリックすると、色は直ちに更新されます。
ビューワはテーブルデータを見たりそれらの設定(色、...)のために使用され、下記のように変更できます。
これらはビューワ要素の色です。データセル要素(グラフ、円グラフ等)の表示用に別々の色が必要となる各ビューワは、個々の新しい要素が順番(必要なら折り返す)で次の色を使用します。
アドバイス: 隣接する色は暗い背景でも確認できるよう、はっきりと違った色を設定しましょう。
注意: 将来のバージョンでは、作成、削除、移動の色のシーケンスの指定が可能になります。
サンプル(X軸上)の数はデータグラフ・ビューワのために変更することができます。より多くのサンプルには、よりX軸を広く、より長いデータタイムスパンで見ることができます。
デフォルトにより、Y軸スケールは、自動的にその最小と最大の価値で最大の正確のためにすべての計画されたデータポイントのものに開始します。0値はY軸最小のために自由に固定できます。
さらに、X軸(日付と時間)ラべル(傾斜45度からデフォルト90度まで)の角度をセットできます。
Applyボタンをクリックすると、設定は直ちに存在しているグラフの更新をします。
データのパイビューワ用のラベラータイプは以下のように変更できます。
新しく作成されるまで、選択されたタイプは既存のパイチャートに使用されません。
データベースヒストリモードにおいては、表示する列の最大数をセットしてください(テーブルを参照)。
ビューワ(グラフ、パイ、テーブル等)にあるセルラベルに表示してあるモジュール名称または識別子をひとつ選択することができます。
たとえば、ひとつだけモジュールがロードされているか、データセルのラベルの特定と見分けが簡単な複数のモジュールがある場合、ビューワ中のモジュール名称による接頭語をデータセルラベルに必要としないでしょう。
プリファレンス用ダイアログボックスはアプリケーション全般の設定に使用します。
これはコンフィグレーション ダイアログボックスに良く似たもので、さらにキャンバスの印刷や電子メールサーバセッティングを含んでいます。
これは、ユーザがアプリケーション全般の変更を可能にし、グローバルファイル(UNIXユーザにはrcファイルとして知られている)の中で保存され、アプリケーションが起動する時の初期設定に使用されます。ファイルは、ユーザのホームディレクトリー(UNIXシステム上の)に格納されますので、ユーザが、moodssアプリケーションの固定的外観(振る舞い)をカスタマイズする方法を提供します。
プリファレンスの選択は、(ApplyあるいはOKボタンで)適用されたとき、コンフィグレーション設定に反映します。
UNIXシステムでは、プリファレンスのデータは、.moodssrcと命名されるrcファイルは各ユーザのホームディレクトリの下に保存されます。
WindowsではC:\.moodssrcの中に保存されます(デフォルトによりますが、HOME変数に依存します)。
左側のツリーよりカテゴリ選択後に、関連つけられた対話式インターフェースが表示されます。
ヘルプは、すぐに新しいデータ値を適用するかどうかに関わらず、インターフェースごとに提供されています。
OKボタンをクリックすることで、プリファレンスのデータはrcファイルへ書き込まれて保存されます。
メニューやビューワ用に、ユーザインターフェース全体で使用されるフォント・ファミリーとサイズを選択することができます。 他のフォントファミリーまたはサイズが選ばれるごとに、ドロップダウンメニュー以下のテキスト・エリアが新しいフォントで更新されますので、ユーザは変更を確認することができます。
注意: 変更の効力を現わすにはアプリケーションを再開する必要があります。
キャンバス領域は、ポストスクリプトのデータフォーマットで印刷できます。
印刷するときのデフォルト振る舞いとして、プリンタあるいはファイルのいずれかにセットされますが、実際の印刷を行っているときに印刷ダイアログボックスで無効にするこtができます。
印刷方向、パレットおよびサイズのような数々のパラメタをセットできます。
印刷コマンドは概して標準入力からポストスクリプトデータを読み、指定のプリンタにそれを転送します(例えばUnixでは'lpr -Pacme'は、"acme"プリンタにキャンバスエリアを印刷することができます)。
デフォルトにより、コマンドは印刷時に'lpr -P%P'の%Pジェネリックプリンタタグ名称タグに、(/etc/printcap データベースから取り出された)リストからユーザがプリンタを取り出してセットされます。
ファイルに印刷する場合、ファイルブラウザによりデフォルト位置および名前を選べます。実際に印刷するときに起動してある印刷ダイアログボックスの中でそれを無効にすることができることに注意してください。
ページが使用される場合(新規ページ・メニューを参照)、ユーザはページタブをページの上または下側に置くよう選択できます。
ヒストリデータベースへ、データセルの値をmoodssアプリケーションまたはmoompsデーモンが保存するようにしたい場合、次のオプションをセットします。
データベース(データセルヒストリの格納)に現在コネクションされている場合は、変更が許可されないことに注意してください。さらに、 moompsデーモンが動作しているとき、どの変更もアカウントを取得するためにリスタートする必要があります(コンフィグレーションを参照)。
トレースウィンドの中には、複数の列をセットできます(デフォルトでは20)。
注意e:新しい値は、次にアプリケーションが実行されるまでは、アカウントに直ちに入れらません。
しきい値イベントが発生するとき、警報メッセージメールをセットすることができます。(しきい値を参照)
メッセージ(メールメッセージ中のFromアドレス・フィールドから)の発信元がわかるように、適切な識別子が必要となります。自分のメールアドレス、あるいは自分で管理する他のメールアドレス(moodss@your.domain.com等)を使用してください。
いずれにしても、Fromアドレスには有効なメールアドレスが含まれるようにします。
自分のユーザ名がデフォルトとして使用されます。
ダイアログボックスを閉じるか、他の項目へ移動するときメールアドレスの書式のチェックされ、エラーがある時はメッセージボックスにて報告されます。
電子メールを送ることは少なくとも1つの外部メール用SMTPサーバが必要になります。
自分用に送信するメールアドレス(あなたのブラウザかメールソフトウェアで現状のコンフィグレーションをチェックするため)、あるいは他の有効なSMTPアドレス(わからない場合は、あなたのシステム管理者に相談して下さい)用に使用するものを入力してください。
メインサーバが不調となるケースのため、バックアップとして使用される追加サーバを入力することができます。リストにサーバを追加するために<Enter>キーを押すと保存します、リストからサーバを取り除くには、単に通常の編集キーを使用して、そのリストセルを空にしてください。
ローカルホスト(アドレス127.0.0.1)がデフォルトのメインSMTPサーバです。
メールメッセージはメッセージがカスタマイズされていないすべてのしきい値用に使用されて、デフォルトの見出しと本文で構築されます(しきい値ダイアログボックスを参照)。しきい値のscriptスクリプト章で説明のように、見出し行と本文テキストには%代替文字を含むことができます。
デフォルトボタンの押下によりアプリケーションにハードコードしてある見出しと本文に戻します。
しきい値条件が発生するとき、サマリはトレースモジュール(それがモジュールとしてロードされてウィンドウに表示、またはテーブルにより可視状態のとき)に送られます。これはデフォルトの動作であり、これはプリファレンスページで停止することができます。
(UNIXプラットフォーム上にしか存在しません)
moompsデーモン用プリファレンスファイルの場所は、/etc/moomps/rcのデフォルト値で変更できます。 カレントユーザが確定できるように、選択したファイル位置とそのディレクトリへの書き込み権限を持っていなければなりません(一般的にrootがデーモンの設定のために伝統的に使用されます)。そうでない場合、適切なエラーメッセージが表示されます。
すべてのmoompsが選択ファイルにXMLフォーマットで適切なデータとして書かれたとき、プリファレンスは有効になります。本文のエントリー・スペースをきれいにすることによりファイル名を入力してはなりません。
デーモンのプリファレンスファイルは、データベースパスワードのようなセンシティブな情報であり、カレントユーザに厳重に制限された読み取り書き込み権限で保存されます。
A: 以下に、開始から終了までのロードマップを示します。
A: それらのテーブルはモジュールデータを保持していますので、対応するモジュールからアンロードすることにより簡単に削除することができます。モジュール名称を含むウィンドウバーをもつただ一つのものですので、容易に認識できます。
A: モジュールがロードされるとき何が行われているかは、爺差異にモジュールのインプリメンテーション自体に依存します。それは、モジュールのドキュメンテーション(ヘルプメニューを通じてアクセス可能)に記述されているはずです。
各モジュールがロードしている場合、メッセージはmoodssのメインウィンドウにあるメッセージエリアに表示されます。
モジュール初期化に時間がかかり、モジュールがバックグラウンドでそれを行っても、このメッセージが一時的に表示されることに注意して下さい(他のモジュールがさらに機会を捉えて初期化させます)。
エラーがある場合、それらはメッセージエリアに報告されます。
私としては、トレースウィンドウをオープンするか、あなたがそのエラーのトレースを正確に追いたいトレースモジュールをロードすることを提案します。
A: これにはいくつかの方法があります
A: 他のページタブ(タブラベルのまわりの黒い縁取りになるまでマウスのボタンをリリースするするのを待ちます)へそれを移動します(いつものように、内部ウィンドウマネージャのハンドルを使用)。ビューワは、ターゲットページの上部左隅に見えるようになります。
A: 内部の実装では、モジュールのリロードに2つのステップを必要とします。そのとき既存のモジュールからアンロードし、新しいオプション値を使用してそれをロードします。しかしながら(moodss 17.6からスタートして)、それらは失われません。ファイル/モジュール/ロードダイアログボックスからモジュールの新しいインスタンスをロードしようとする場合、それらが再使用されるからです。
A: moomps(使用法セクションのコンフィグレーションファイルおよびディレクトリパラメータを参照)によりモニタされるコンフィグレーションファイルの場合、
A:
一旦状態が変更されれば、編集データベースダイアログは閉じて、コンフィグレーションファイルはファイル/保存メニューを使用して保存しました、moompsデーモンは、ファイルが更新されており、リロードすることを理解します。もちろん、提供されたファイルはデーモンがモニタしているコンフィグレーションファイルの一部です(使用法セクションでコンフィグレーションファイルおよびディレクトリパラメタを参照)。
したがって、そのような変更はアカウントにすぐに取り込まれます(使用法のセクションに記述した、コンフィグレーションファイルのモニタリングポーリング時間に依存)。
TODOファイルを参照してください(ソースディストリビューションで提供されます)。
moodssを使う上で、仕様として必要な新規機能のためのあらゆる提案を歓迎します。
多くのRed Hat rpmパッケージのTclソフトウェア(stooop、scwoop、tkpiechart等)のダウンロードのために、http://jfontain.free.fr/にある私のホームページを訪れてみて下さい。
さらに多くの情報、調査、リンク、サンプルをmoodssページ (http://jfontain.free.fr/moodss/)およびMySQL (http://jfontain.free.fr/mysql/)で探せます。.
バグ報告とコメントはcomp.lang.tclあるいはjfontain@free.frへお願いします。